2009年2月3日火曜日

特段の事情

【とくだん の じじょう】 このときばかりはやむを得まい・・・っ!という特別な事情。

そもそも裁判ってのは、法律で「やってもいいよ!」って決められてるので、法律に従って行われる。この法律ってのは漠然としてることも多いので、そのときは解釈ってやつをする。するってえと、裁判の結果がその時々でまちまちだとマズイので、法律の解釈というやつはとにかく原則に従う。堅ぇこと言うなよ、とか言われても原則に従う。裁判はいろんな人の人生がかかっているからお堅くなければ困るのだ。
そんなわけで、めったやたらにこの原則は変えないからね!でも絶対に変えないって言っちゃうと、後から超想定外の事件が起こったときに原則ごと変えなきゃいけなくなるから、例外があるかもしれないこと匂わせちゃうぞ☆というときに使われる定型句が「特段の事情」だ。

「Aについては、特段の事情のない限り、Bである」と言われたら、よほどのことがない限り、AはBだと思っていただいて間違いない。

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