2008年11月9日日曜日

思うに

【おもう に】 ここからは私の見解ですが、

法律の教科書を読むと、一度は出会う接続詞らしきもの。何しろ法律というやつはアバウトに書かれているので、解釈というやつが必要で、かつとても重要である。さらに、法律の文章はとてつもなく長いので、センテンスごと、その頭に「ここからは決まっていることを書きますよ」「ここからは僕の見解ですよ」という標識が必要になる。そして、解釈を述べる前につける標識が「思うに」である。


用法:「思うに、トマトソースのレシピで塩の量を小さじ何杯と決めてしまうことはナンセンスである。蓋し、トマトに含まれる塩分の量は、トマトごとに異なるからである。したがって、『一つまみ』と表示して、味見しながら加減することを強調すべきである。」

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