2015年6月4日木曜日

差し支え

【さし つかえ】

都合が悪い、ということ。

裁判が次回に続くとき、裁判の終わりに次回の日時を決める。
たいていの場合は裁判長が「○月×日☆時からいかがですか?」と提案して、検察官なり弁護士がそれでいいとか悪いとか応えて調整していくのだけど、このときに都合が悪い人は「差し支えです」と応える。中には「ちょっとその日は歯医者で」のように具体的に都合の悪さを申告する人もいるし、必ず使わなければいけないワードというわけではないのだけど、いかにもそれっぽいので好んで使われるのかもしれない。

もしあなたが不本意にも裁判所に呼ばれ、しかも次回期日というやつの日時を決めなければならない事態に陥ったときは、一度くらい「差し支えです」って言ってみるといいかもしれなくもない。

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